ついにさよならを言う時が来た、素晴らしい高校三年間

4,132 0

終わり

最後の英語の試験を終えたことで、高三のこの苦しい三百日余り、高校生活の長い三年間が、ついに終わりを迎え、幕を閉じたことを実感した。

試験会場を出ると、言いようのない喪失感が胸に込み上げてきた。こんなふうに去り、こんなふうに終わってしまうことを、どうしても受け入れたくないようだった。

校舎の下で同じ机を並べていた友達に会い、無理に笑顔を作って「休みだね」と言った。でも、どこか苦い気持ちがあった。今回を最後に、もう二度と同じ机で一緒に教室で勉強したり、ゲームをしたり、語り合ったりすることはないのだ。

寮に戻ると、みんな荷物をまとめていた。去る人、散り散りになる人。寮長は壁紙に寮のみんなの名前を書き、私も「さようなら、私の708」と一言書いた。

今日はこのくらいにしておこう。先に少し休むことにする。

コメント

(0)

まだコメントはありません

コメントを投稿

© 2026 憂いを忘れる一枚. 無断転載を禁じます.

「憂いを忘れる一枚」は、技術探究と日々の暮らしをテーマにした個人サイトです。Web 開発、バックエンド、DevOps の実践を記録し、ソフトウェアツールやデジタル体験、コードの外で得た見聞と思索を共有します。